#旅#災害復興応援#熊本復興応援・つながりの記憶

1. つながりのきっかけ

 2022年6月。RR COFFEEチームは完成したばかりの珈琲屋台2号車(通称:熊吉)で出発した。

 神奈川県横須賀港からフェリーに乗り込み、福岡県門司港へ渡った。そこから車を走らせ向かった先は、熊本県・球磨村流域の八代市坂本町。片道30時間を超える大移動だ。軽自動車ベースの、華奢な足元に箱型キッチンを載せた車体は、大きく風に煽られながら九州縦貫自動車道を南下した。

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 球磨村は日本三大急流として数えられ、釣り人の間では30mを超える「尺アユ」の狙える全国屈指の釣り場として知られる。しかし熊本県内で67名(※2022年4月1日熊本県公表資料より)が犠牲となった「令和2年7月豪雨」(以下、熊本豪雨)の爪痕は深く、2年経っても未だ復興途上であった。大きく削られた岸壁の道路や、流され崩れた橋脚が、当時の甚大な被害を物語っていた。そして現在進行形で懸命な再建作業が行われていることも知った。
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 球磨川の多くの河岸が水害で崩れ、現在、コンクリートで護岸工事が施されている。発災当時、過去最高水位まで、過去最大の勢いで増水。球磨川流域は、川と共に生き、幾多の水害を乗り越えてきた。そんな地域にとっても経験したことのない、甚大な被害をもたらした。

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 ◇

 遡ること一年前。

 熊本県·八代市坂本町を拠点にラフティングガイド会社「Reborn」を営みながら、ダムによる環境への影響を研究する、代表の溝口さん。

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 一方RR COFFEEの杉谷は、釣り人として坂本町を訪れた。しかし当時はまだ熊本豪雨発生から1年ほど。全く釣りどころではない、坂本町の大変な被災状況を目の当たりにした。
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しか、溝口さんにとって杉谷の訪問は、かえって嬉しかったのだという。かつて釣り人で賑わった坂本の日常を思い出させてくれたのだ。

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 これが、熊本とRR COFFEEのつながりのきっかけだった。

 

2. 被災家屋古材を珈琲屋台に再生」へ続く

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