【常連さん】5人目：みやもとまなぶさん

シリーズ5人目は、小田急・JR登戸駅前出店時の常連さんであり、Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラムで地域クリエイターとしても活躍されている、みやもとまなぶさんとお話させていただきました。読者を惹きつけるブログ記事を書く秘訣も教えていただけました！（聞き手・写真：有村遊馬）

 

◇

ーーお聞きしたいことは山ほどあるんですが、何から聞きましょう（笑）普段コーヒーはどういう風に飲まれることが多いんですか？

みやもとまなぶさん（以下、み）：そうですね、朝家で深煎りの濃いのを淹れるんですが、だいたい作りすぎちゃうんですよ。それでサーモスにいれて会社に持って行ったりしてますね。だいたい一日５，６杯は飲むかなぁ。

ーー僕も仕事中それくらい飲みますね。もう止まりません。RRのお気に入りはなんですか？
み：うなぎエチオピアとRRブレンドを交互に飲むんです。これまで、特にうなぎエチオピアみたいな香りやフルーティ感のあるコーヒーってあんま飲んだことなくて。

ちなみに有村さん、関西ですか？

ーーはい、生まれ大阪なんです。

み：私も大阪で就職してシステムエンジニアやってたんです。その後東京に来たんですけど、まだ関西弁もバイリンガルでしゃべれますよ（笑）大阪のどのへんだったんですか？システムの仕事もされたことあるんですか？

（しばらく大阪談義にIT談義・・・）

 

ーーYahoo！JAPAN クリエイターズプログラムでのブログ執筆活動についても伺いたのですが。こちらの記事ではとても面白く取り上げていただいてありがとうございました！川崎地域にフォーカスした地域情報をブログで紹介するという活動を始められたのはどんな経緯だったのでしょうか？

み：もともと個人的にブログを2004年くらいから書いてたんですよ。ブログ元年と言われた頃ですね。今でもnoteでも川崎のことを中心に書いてるんですが、知人からのご縁もあって、Yahoo！JAPANさんから、クリエイターズプログラムの先行トライアルクリエイターとして選んでいただいたんです。どこどこに行ってこんなんだった、という私のゆるい文体が先方のイメージに合ってたらしく。

当時は副業禁止だった勤務先にも、地域貢献のための発信活動として認めてもらいました。これが当社の副業解禁事例にもなりました。それで地域のためになるんだったら全然いいじゃないかって。

ーーブログを書かれていて、よかったことってありますか？

み：今日なんてまさにそうですよ！ブログをやってないと出会わなかった人に出会えるんです。たまたまラジオでコスギスイッチオン！（※2022年9月よりRR COFFEEが協賛）を聴いててRRさんの話が出たから行ってみたんです。写真の掲載許可を相談したりする中で、皆さんとつながりができて今に至るわけです。普通にITの仕事だけしてたらキッチンカーの方とお話することなんて絶対ないですもん。記事を書くから、といって少し深い話もできますし。

ーーなるほどです。色んな人と出会えると、どんなところが嬉しいですか？

み：やっぱり知らなかったことを知れるんです。それに私が紹介したことをきっかけにそのお店が知られるようになっていくのも嬉しいですね。お店の人にも喜んでもらえます。このブログ記事から別の仕事に発展していったりもします。

ーー記事を書くときに心がけていることってありますか？

み：私の記事って主語がないんです。「みやもとさんの記事は追体験できる」とよく言われるんです。第三者目線ではなく私の視点で、体験した順番のままに主語なしで書くので、読んだ人自身が自分を主語にあてはめられるんです。

修飾語もほとんど省きます。香りとか味って人によって感じ方違うし、文字で伝えられないので、そのまま「この香りは伝えられないなー」と記事に書くんです。そうすると読者はそこに行って体験したくなるんです。 

私国語の成績が２だったんですよ。文章が苦手で、小説も嫌い。読ませる意図みたいなものがみえてしまって（笑）。

ーーなんとなく分かってきた気がします。私は写真が好きなんですが、ガチガチに加工されたような写真を見ると「なんかようわからんな」って思っちゃう。それよりも、素直にぱっと撮られた写真の方がぐっと伝わってくると感じます。

み：そうそう。私の記事は写真に説明書きとリンクしかなくてめっちゃシンプルだって言われますね。

ーー最後になりましたが、みやもとさんが一番シアワセやな～って思う瞬間てなんですか？

み：子どもかなぁ。小学二年生の男の子と遊んでるのが一番楽しい。最近したゲームとか、科学系の番組とか感想を言ってくれるんですよ。イマジネーションとかクリエイティブなこと言うんです。それを私はまたブログに書く（笑）。毎日がネタですから、楽しいです。

 

◇聞き手より

「 色んなことをやること自体が趣味」というほど多趣味なみやもとさん。川崎界隈でのネットワークも広く、珈琲天国に登場する方々にもお友達が多数。そんなみやもとさんの好奇心から生まれた数々の記事で、「川崎の追体験」をしてみてはいかがでしょう？