団地のRestore ―サンラフレ百合ヶ丘―
文と写真:濱矢彩生(はまやさき)
こんにちは、濱矢彩生です。
私たちRRCOFFEEは、3月より神奈川県川崎市のサンラフレ百合ヶ丘に週1回出店しております…!
サンラフレ百合ヶ丘は小田急電鉄の、百合ヶ丘駅と新百合ヶ丘駅の中間に位置する大きな団地で、ここにはなんと24棟もの団地が建っております。
もともとこちらでは、団地のオーナーであるUR都市機構さん、百合ヶ丘地域包括支援センターさんが中心となりシニア層の認知症や孤独死といった社会課題の解決のため「顔の見える関係づくり」に取り組んでいました。
あるとき、麻生区役所さんからのご縁で、私たちRRCOFFEEもこの素敵な取り組みに参加させていただけることに。
団地の前に珈琲があることで普段は外出しないシニア層の外出のきっかけになるのでは?と話がまとまり昨年6・9・10月の3回、団地の前でトライアル出店を実施しました。
その際、お隣の集会所では骨密度の測定や、薬剤師の方による講話も行い団地にお住まいの方の健康管理も行える場を作りました。
結果、団地のお住いのたくさんの方が珈琲を求めて足を運んでくださり大好評となりました。
実際にいらした方からも「こういうイベントがあると地域のこともわかるし、顔見知りにもなれるのも良い」という嬉しいご意見をいただいたり、「久しぶり」と笑顔で声を掛け合うシニア層の方がいらしたりと「顔の見える関係づくり」が生まれました。
それから、より深く地域に根差すためには定期出店が必要と考え、この3月から週に1回、金曜日・土曜日の隔週で出店することが決まったのです。とてもうれしいです。
(詳しくはこちらの出店スケジュールをチェック)
私も早速珈琲を求めて足を運ぶと、駅から歩いて5分ほどでキッチンカーを見つけました。
この日は保育園に通う子供たちが先生とお散歩をしていて、キッチンカーを指指して「あれなにー?」と話していました。
見たことのない形の車が不思議だったみたいです。可愛かった…
団地にお住まいの方々を繋ぐ百合ヶ丘でのこの取り組みは、
ヒトとヒトとを繋ぐRRにぴったりの取り組み。
「顔の見える関係づくり」に少しでも貢献出来たらうれしいです。
団地にお住いの方の憩いの場になれるようおいしい珈琲といっしょにお待ちしております!