4. にぎわい作り、続くつながり
(前回のお話はこちら)
平成28年熊本地震。益城町は特に被害が大きく、2日間で震度7を2度も観測した。
直角にずれたままの断層や神社の崩れた階段はそのままの状態で保存され、地震の恐ろしさを後世に伝える。
豊かな自然にふれあう子どもたち。少しずつ日常が戻りつつあるのかもしれない。
元通りに戻すだけでなく、震災前よりもっと良い町にする。そんな思いをもって、役場と民間が協力して奮闘されている。
益城町・復興まちづくりセンターにじいろ
震災の記憶をアーカイブする施設だ。こちらでも、復興応援ふるまい活動を行った。
BOX PARKマシキラリ
地域のにぎわいを呼び起こすべく、プレオープン中のところにお邪魔した。
災害復興において、社会インフラの復旧だけでなく、にぎわいの復活もとても大切な要素だ。まちを蘇えらせるには、本当に息の長い活動が求められるということを実感した。
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出発前、不安のあったメンバーもいただろう。
「大変な思いをされた被災地の皆さんと、どんな話をしたらいいのだろう
「怒られたりしないかな」
そんな気持ちもあったかもしれない。
しかし熊本で出会った皆さんと話をしたら、そんな心配は的外れだったと分かった。お互い目を見て、心と心で話ができた、そんな感じがした。
色んなつながりの大切さを痛感し、色んなつながりができる瞬間を目の当たりにした日々だった。終わってみると、熊本の皆さんと私たちの新しいつながりができていた、そんな旅だった。
Reborn・溝口さんへのインタビューはこちら
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Special Thanks
坂本町 被災家屋の材を譲って下さった皆様
坂本町 Reborn 溝口様とそのご家族
人吉市 八橋様
THEATER 0 中村様
坂本町の皆様
球磨村役場の皆様
人吉市役所の皆様
益城町役場の皆様
新時代熊本の皆様
アカシ工房 三上様
トノックスの皆様
山本ひかる様
熊本で出会った全ての皆様
復興応援ふるまいコーヒー訪問地
みんなdeさかもとカフェ@八代市立坂本中学校
八代市坂本町・さかもと復興商店街
球磨村総合運動公園仮設住宅
球磨村大王原公園仮設住宅
人吉市前村町内会館
人吉市村山公園仮設住宅
人吉市西間上第一仮設住宅
益城町復興まちづくりセンター・にじいろ
にぎわりづくり応援訪問地
BOX PARKマシキラリ