年の初めに縁起物！丸子橋・ピクニック広場！

写真と文：横田朱香

年が明け、2024年。
新しく迎えたこの1年も「RR COFFEE らしく、まごころこめて。ヒトヒトとが繋がるきっかけを届けていくぞ！」と気合いを入れての出店。お世話になっている丸子橋ピクニック広場にやってまいりました。

1月14日（日）、以前珈琲天国の記事にもご登場いただいた「紙しばいや・もっちぃさん」との年明け最初のコラボ出店です。（以前の記事はこちらから⇒①・②・③）

この日は雲ひとつない快晴。
着込んだダウンの背中に陽光の暖かさを受け止めながら、冬らしい透き通った空気に時折芝生の香りが混じる、そんな穏やかで優しい時間が流れている一日でした。

本日は紙芝居と大道芸のコラボ。
なんと・・・紙芝居だけではなく、傘回し・皿回し芸をも楽しめるとのこと。
普段は中々見ることのできない伝統芸能のコラボレーションにワクワクです。

いつものようにもっちぃさんのよく通るひと声で演目が始まると、集まったこどもたちは紙芝居に釘付けに。
紙芝居という日本の伝統芸能に、物語の進行に合わせて観客の気持ちを盛り上げるBGM、そしてまるで作品から飛び出てきたかのようなバルーンアートが掛け合わさり、今昔が融合した面白い空間が出来上がっていました。

そして2024年は辰年ということもあり、演目中には迫力のある竜（バルーンアート）が登場！

「みんなにシアワセが訪れます！！（断定）」とエネルギーたっぷりに人々の間を駆け、お客さんの厄を食べていく竜の姿に大人も子どもも思わずにっこり。

そして「大道芸人　山下京雀さん」の皿回し演目が始まると、子どもたちから歓声が。 細い棒の上でくるくると回るお皿に子どもたちも「やってみたい！やってみたい！」と大盛り上がり。

中にはでんぐり返しをしながらの皿回しに挑戦する小さな勇者も。
そんな同世代を横目に「僕じゃできないかも・・・」と諦めそうになる男の子に、「できる出来ないじゃない、やってみることが大切なんだよ」と京雀さんからのエールが。
温かくて元気の出る言葉に背中を押された子どもたちが自主的に次々と演目へ参加。

この多摩川河川敷で偶然出会い、伝統芸能に触れながらお互いに刺激を受け合い、新しいことに挑戦する子どもたちの姿。そして、その姿をにこやかに見守る親世代のコミュニティの輪の広がりにじんわり胸が温かくなりました。

自分自身を振り返りながら、歳を重ねたことを理由に諦めたことが増えていたな・・・なんてことを反省しつつ・・・笑。
たまには何か新しいことに挑戦してみたいな、と帰路を踏み出す一歩が軽やかになった一日でした。

珈琲屋台は毎週末、丸子橋河川敷にて出店中！
今回の紙芝居コラボをはじめ、モルック大会などのイベントにも協賛しております。

珈琲屋台出店スケジュールにて随時情報を更新しておりますので、ぜひチェックいただけたらうれしいです。
皆さまにお会いできることを心より楽しみにしております。